「今使ってる携帯ってスマホですか?」




そんな野暮な質問をするやつはもはやもういない!



スマートフォンが爆発的に普及したのは約5年前。
この5年の間に我々の生活はどう変わったのか?



【前までは】

モバイル以外のところからきっかけ(Attention)を得て、それを調べる(Search)ためにモバイルを使っていた。

【現在は】

スマホを常に見ているため、そこから新しい”好き”や”興味”を発見(Discover)し、そこから情報源へと枝分かれしていく。つまり、きっかけを得て情報を得るまでのプロセスがスマホですべて完結しやすくなっている。

なのでヒトの”好き”や”興味”をできるだけ正確に把握し日常の中からいかに発見・検索してもらうかが今後重要となってくる。

スマートフォンによってヒトの生活はどう変わったのか、IoT/AI時代のマーケティングを考える[Original]

IoTNEWSの運営母体である株式会社アールジーンは、3月23日、「小売りのマーケティング」をテーマにセミナーを開催。本稿では、同セミナーに登壇した株式会社電通 BDA局 情報通信業界コンサルタント 吉田健太郎氏(トップ写真)の講演の内容を紹介する。 2008年に日本でもiPhoneが登場し、スマホ時代が幕開けした。それから10年が経った。街へ出かけても、電車に乗っても、誰しもが「スマホ」と向き合っている。スマホがいまやヒトの生活や社会に欠かせない存在であることは、多くのヒトが納得できることだろう。 しかし、その「実態」について知っているヒトはどれくらいいるのだろうか。世の中の誰もが自分と同じスマホの使い方をしているとは限らない。ヒトはどのようにスマホと向き合い、ヒトの生活や社会はどのように変わってきているのだろうか。 セミナーに登壇した吉田氏がリーダーを務める「電通モバイルプロジェクト」では、ガラケー時代の2003年から2か月に1度、モバイルユーザーの利用状況を調査し、その「実態」を追い続けてきた(下図)。今年の2月には86回目の調査が行われた。 吉田氏は、電通が2014年にスタートさせた「電通スマプラ」のリーダーも務める。「電通スマプラ」では、定期的なスマホユーザーの調査実績をベースとして、企業のマーケティング支援およびコンサルティングを行っている。 「スマホユーザーはなぜそのような行動をとるのか、その要因をデータに基づいた実態から考える。さらに、そこから生活者の購買行動におけるインサイトを開発し、企業がとるべき打ち手まで考えるのが私たちの役割」と吉田氏は述べている。 今回、吉田氏には「成熟スマホ市場の実態 スマホユーザインサイトは? ポストスマホはどうなる?」というテーマで、スマホユーザーのリアルな実態と、そこから見えてくる社会の変化について語っていただいた。 【目次】 アプリの”断捨離”が進んだ スマホでヒトは”わがまま”に スマホの”沼”で進化したヒトの目 企業は「コト消費」できる場を提供せよ ポストスマホはハンズフリー 1. アプリの”断捨離”が進んだ スマートフォン(以下、スマホ)は日本でどれくらい普及しているのだろうか。電通がモバイル(携帯電話)を保有する15~49歳の年齢層を対象に行っ

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